衝撃のお言葉もゴクリと・・・。

この言葉・・・冗談抜きで言われたことあるんですよ。百貨店の催事販売会や試食会は大勢のお客様と直にお話ができるとてもいい機会で年に何度も出店させていただいているのですが、いろんなお客様がいらっしゃってご意見や感想を聞くことが出来てとてもためになるのですが・・・たまに心が折れそうになるくらいの言葉を投げかけられることもあるのです。その中でも結構多いのが『桜のチップ使わない燻製なんて・・・美味しくないんでしょ?』という言葉wこうやってテキストに起こすと笑っちゃう文字面なのですが耳で聞くとかなりきつい言葉でこういうことをおっしゃる方は大体お声が大きくてw美味しくないものを「お客を騙して売っている」みたいな事を店先で大声で言われちゃうと・・・大きな音とともに心折れますw

燻製器(煙を作る炉)

この中にチップを入れてガスの火で熱して煙を作ります。

守らなければならないことそれは【安全】

しかし、そう思ってしまう気持ちもわらんわけではないのです。なぜならこれまた誰が決めたのか【燻製⇒桜の木のチップ】と言うルールが常識化し、燻製の温度の話と同じようにそのルールを逸脱したものは『不味い』と認識されてしまうのです。ほんとうに困ったものです。美味しい基準というのは時代によって異なり変わっていくもので調理や料理の技法も日々変化していくことが美味しいを持続させていく最大にして最高の秘訣なわけです。守らなければならないことは『安全で美味しくあること』で、それがある一定の基準(意味のない)を満たしてなければ自動的に「不味い」とされてしまうって、本当につまらないことなのです。

エンジュ(槐)のチップ

当初は木彫職人の方から削りだした木を頂いておりました

【桜】じゃなくてもいいんです!

そんな心が折れやすいwMASAの勤める市川燻製屋本舗の燻製は桜のチップではなく槐(エンジュ)、タモ、なら、などを使用しており素材のをうまく引き出すために煙を使っています。桜の木の強い燻香も好きですが素材の香を重要視してお酒に会う燻製をつくる市川燻製屋本舗にとって強すぎる燻香はお酒の種類を限定させてしまう寂しい原因。様々な木材を吟味してテストして素材に合わせてブレンドして使うこと。これが市川燻製屋本舗の燻製です。みなさまもご自宅で燻製を作られるときには「桜」と言う燻製チップの亡霊に従うよりは色々な木のチップで試してみるのが楽しいですよ。ちなみに僕が好きな香りは『ウィスキーオーク』と言うウィスキーを熟成するときのオーク樽をチップにしたものです。ホームセンターでも手に入るので是非!この煙、酒好きには堪りません♪下の写真は市川燻製屋本舗のオリジナルブレンドのスモークチップ。今シーズンこそは商品化する予定!

市川燻製屋本舗のブレンドチップ

2016年のアウトドアシーズンまでには商品化する予定です